共同生活〜蜜〜

承諾したつもりもないし…許したつもりもないし…納得したつもりもない…けど僕のそばから離れられるのも嫌われられるのも嫌だから…喜んでる…あなたは誰のモノ?

〜新たな道〜

童貞を卒業したその日に女性とLINEの交換をして2、3日間ほどやり取りをしていました。でも僕が一方的に日常のことなどLINEを送るも女性からはスタンプのみでした。童貞は卒業出来て良かったけど僕は女性のことを好きになっていたのでスタンプのみでも楽しくて嬉しい気持ちがありました。


童貞卒業から4日目に女性から初めてスタンプじゃない返信がありました。「話があるんだけど明日10時にこの前待ち合わせしたとこにきて」と…僕は「はい、行きます」とニコニコスタンプを送りました。僕は女性とまた会える!という嬉しさであまり寝られなかった。


女性と会う当日に僕は興奮していました。また会ってそのままホテル…なんて思いがあったからです。僕は待ち合わせ時間より1時間前に待っていました。

さすがに女性はまだ来ていませんでした。


待ち合わせ時間を10分ほど過ぎた時に女性が来ました。服装はまたニッカボッカでした。

僕の目の前に着いて早々に「この上の喫茶店で話しようか」とこの前に会った時と表情と口調が違いました。なんというか怒り口調で無愛想な感じに思えました。


喫茶店はガラガラでお客さんは誰も居なく静かでした。向かい合わせで席に着くなり女性が「この前はどうだった?卒業出来た感想は?」と…怒り口調に無愛想な女性だったからか何か怒らせるようなことでもしちゃったかと思い怒られるのかと思ったらこの前の卒業出来た感想を聞かれて戸惑いました。


僕は「あんなに気持ち良いなんて…ありがとうございました。またしてみたいです。」と言うと女性は「そんなことより話なんだけどさ…この前エッチしてあげたでしょ…あなたが童貞を卒業した日!覚えてる?」、なに?あんなに優しかった女性が別人の様でした。


僕は一気に意気消沈気味になってしまい恐る恐る「あっ…えっ…おぼ…覚えてます…はいっ…ごめんなさい…はい」と答えると「じゃあ何をしたか言ってみて!」と…。

僕はこの前の童貞卒業をした日のことを思い出そうと…思い出そうと…あれ?なかなか思い出せない?さっきまで覚えていたのに…。


すると女性が「忘れてるみたいだね…ふざけてんの?」と僕を睨みながら言って「童貞のくせにさ…中出ししたよね!」と…静かな喫茶店内に響くほどの怒り口調で言われ僕は恥ずかしい気持ちとそういえば中に出しちゃった!と…。


僕は自分のことしか考えてなかった。フェラチオが気持ちいいとかオマンコの中があんなに気持ち良くて温かいとか…中出しをしたことを完全に忘れていました。僕は急に恐怖に陥りました。どうしよう…妊娠したから怒ってるんだ…お金?…責任?…勝手に出して…逮捕?…嘘だよね?…僕どうなるの?…。


僕が青ざめた表情になっていたのか女性は「怖いの?そりゃあヤバいことしちゃったんだもんね…私さ付き合ってた男いたんだよね…でもさ別れたよ!お前がさ勝手に中でイッちゃうからさ…私言った?中に出してとか…誰が好んで童貞の奴に中出しされて喜ぶ?いねぇだろ?…責任どうとる?」と…僕は「ごっ…ごめんなさい」と謝ると女性はテーブルを叩いて「だれも謝ってほしくてここにいるんじゃねんだよ!責任だよ!…とりあえずさ…住所と名前と電話番号さ…紙に書いてくれる?」


僕は手が震えてしまいなかなか紙に書けないでいると女性が「悪かったな…感情が抑えられなくてさ…童貞の男とヤルなら私がゴム着けて入れるべきだったんだもんな…ひさしが悪いとかじゃないよな…責任…とかいいわ!帰るわ!」と女性が立ちあがり帰ろうとしたので僕は「いや、せっ…責任は取ります!ぼっ…僕が…僕がカナコさんを幸せにします!」と…意味が分からないことを言ってました。


でも、あの時はもうカナコさんに会えなくなると思い訳の分からないことを言ってました。正直、この出会いを逃せば僕なんかに女性が近付いて来ないだろうし一生独身男だと思いました。